2019年
後期研修医日記その17(丸山 智之)
2019年7月
医師7年目、麻酔科は5年目となり、専門医試験を受ける学年にまでなってしまいました。
まだまだ日常診療でも至らない点や不勉強な点が数多くあり、専門医試験の勉強をしていても知らないことがまだまだたくさんで先が思いやられるなと感じています。
昨年から大学院に通いだして、痛みの研究について先輩方のお手伝いをしながら、今年になって自分の研究テーマについても徐々に決まってきている状態です。基礎の研究は学生の時にもほとんどやったことがなかったので新鮮な気持ちで興味深くはありますが、やはり手技に慣れていないのと、動物相手に予想した結果が得られないという点で困惑しています。
日々日常診療、専門医試験の勉強、研究と忙しく過ごしていますが、充実していますし、何より初期研修医の先生と一緒に麻酔をしてコミュニケーションをとっていき、症例を通して学んでいく姿を見て、こうやって麻酔科の後輩が増えたらいいな、今後も一緒に働いていきたいなと感じています。
麻酔科を選択してくれる先生は多くはありませんが、入局しなくても麻酔科を研修してよかったなと感じてもらえるように良い雰囲気を保って診療を続けていきたいと思います。ぜひ麻酔科に研修にいらしてください。お待ちしております。