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和歌山県立医科大学 麻酔科学教室

後期研修医日記<Blog>

2021年

後期研修医日記その22(角南 昇吾)

2021年10月

麻酔科後期研修医1年目の角南 昇吾です。

和歌山県立医科大学卒業し、県民医療枠ということもあり初期研修も和医大を選びました。

大学入学時より緩和ケアに興味があり、入局するなら麻酔科や腫瘍を診る内科系かなと考えており、初期研修初めの3ヶ月を麻酔科で研修しました。右も左もわからない状態の中、手厚くご指導していただき、日々成長を感じることができる時間を過ごせました。その後の研修は、腫瘍系の内科や循環器内科、心臓血管外科、感染症内科など気の赴くままに初期研修を終えました。

入局後に麻酔に入ると、バイタルや術野から患者さんの状態を想像し、これからどう変化していくかを指導医の先生方が瞬時に判断している姿をみて、改めて麻酔の奥深さ、面白さを実感する日々を過ごしています。まだまだ勉強中の身で至らないところも多々あるのですが、指導医の先生方には嫌な顔をせずご指導していただけ、入局先として麻酔科を選んでよかったなと実感しています。

手術室麻酔だけでなく、ペイン外来、緩和ケア、ICUなど、自分にあったサブスペシャリティーを選べるというのも麻酔科の魅力だと思います。

麻酔に興味がある人はもちろん、手術麻酔はちょっと苦手と思う人も一度研修に来てみてはいかがでしょうか? 貴重な初期研修を無駄には過ごさないと思いますよ。

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