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和歌山県立医科大学 麻酔科学教室

後期研修医日記<Blog>

2022年

後期研修医日記その29(岸本 華歩)

2022年12月

後期研修医1年目の岸本華歩と申します。

2022年も終わりに近づき、麻酔科に入局して早くも9か月が過ぎようとしています。振り返ってみると、入局当初は目の前の麻酔症例をこなすことで精一杯でしたが、日々上級医の先生方にご指導いただき、様々な手技や症例を経験することで少しずつ成長できたのではないか、と思います。一方で、何か想定外のことが起きてしまうと、上級医の先生に頼るばかりになってしまい、勉強不足、経験不足を痛感する場面も多々あり、自立した麻酔科医への道のりはまだまだ長いな、と感じています。

臨床業務以外に、今年度は6月の日本麻酔科学会と11月の臨床麻酔学会の2つの学会に参加する機会を頂きました。初期研修中は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、現地開催の学会に参加する機会はなかったので、6月の日本麻酔科学会が初めての学会参加となりました。学会ではリフレッシャーセミナー等で麻酔薬や麻酔科学についての基本的な知識を学びなおしたり、セミナーやシンポジウムで各分野の最新の知見を学んだりと、幅広い知識を得ることができました。また、学会には初期研修医の先生方も参加してくださり、親睦を深める良い機会となりました。これからも機会があれば積極的に参加し、学んだことを日々の臨床に役立てていきたいと思います。

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