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和歌山県立医科大学 麻酔科学教室

後期研修医日記<Blog>

2018年

後期研修医日記その13(辻本 正聡)

2019年1月

後期研修医1年目の辻本正聡と申します。実家は神戸で大学は和医大出身です。

和歌山県立医科大学麻酔科学教室に入局して、早いもので半年が経過しました。この半年間、医局内での症例検討会の発表や、9月に行われた地方会での発表などなど様々な経験をさせていただきました。

突然ですが、私が麻酔科に入局した理由?みたいなものを書かせていただこうと思います。

私が麻酔科に興味を持ち始めたのは大学3年生ごろでした。とくに理由はないです、漠然と「麻酔科っていいかも」と思っただけです。そして大学5年生になりポリクリで麻酔科をまわるときがついにやってきました。朝早い・・・、眠い・・・手術室にはたくさんのモニターが並んでいる、麻酔科の先生が何をしているかはよく分かりませんでした。それでもまだ漠然と麻酔科いいなぁ、と思っていました。

国家試験をなんとかギリギリで合格して、初期研修は母校である和医大で研修することになりました。ご存知の通り(?)和医大の研修システムは研修医が希望する科をローテートすることが出来ます。初期研修が始まり、ローテートする科を決めるとなった時にまずは内科を選択しました。でも内科の定員の都合により、じゃんけんになって決めることになってしまいました。じゃんけんに負けてしまいました・・・。「内科むりじゃん・・・あとどこの科が枠あいてるんだろう・・・」と思った時、麻酔科の定員が幸いにも空いており研修先として希望しました。でもここでも残った枠の人数に対し希望人数が上回ってしまったためにじゃんけんになりました。今回はじゅんけんに勝利し、麻酔科研修を勝ち取ることができました。

そして麻酔科の研修が開始しました。まだ医師になって一カ月も経過していない状態、右も左も分かりません。手技も全然できません。一人で麻酔管理なんてもってのほかです。仕事覚えるのは大変でした。しんどいと思うこともありましたが麻酔科のスタッフの先生方はお忙しいのにも関わらず、麻酔計画の相談にのっていただいたり、術中は手技の指導や麻酔管理の様々なこと教えてくださいました。漠然としていた「麻酔科医になりたい」という気持ちがどんどんと固まっていきました。3か月の麻酔科研修を終えてからも、初期研修のdutyを最低限クリアさせ、他の病院な麻酔科でも研修させていただきました。

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