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和歌山県立医科大学 麻酔科学教室

後期研修医日記<Blog>

2018年

後期研修医日記その15(坊木 香寿美)

2019年3月

早いもので、私が麻酔科医として働き始めて3年が経とうとしています。

この一年間は、重症症例に加え小児心臓血管外科手術の麻酔も担当させていただきました。薬物投与一つをとっても普段以上に細心の注意を払わなければならず毎回緊張の連続ですが、生後0日から100歳まで、単一施設でこんなに多様な症例を経験できるのは貴重なことだと改めて思います。

また、指導医の先生方の元、産科麻酔係として超緊急帝王切開麻酔科マニュアルの作成にも携わらせていただきました。複数の部署との綿密な話し合いとシュミレーションを重ね、ようやく完成させることが出来ました。チーム医療の大切さを改めて体感しましたし、入局を迷っていたくらい興味があった分野にこうして携わる機会をいただけたことがモチベーションの維持にもつながりました。

忙しい日々ではありますが、教授をはじめ熱心に指導してくださる上級医の先生方、頼りになる同期、医局を盛り上げてくれる後輩たちのお陰で、楽しく充実した毎日です。

4月からは和歌山日赤で勉強させていただく予定ですが、さらに経験を積み成長できる1年にしたいと思います。

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