DIARIES[ 後期研修医日記 ]

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後期研修医日記その6(丸山 智之)

後期研修医2年目の丸山と申します。私は和歌山県田辺市出身で和歌山県立医科大学を卒業、同大学で初期研修を終えて麻酔科に入局しました。

麻酔科に入局したきっかけとしては2つあります。

1つ目は麻酔科を研修した際に多くの症例を経験させていただき、それに伴う手技や管理が興味深く、また奥が深いと感じたことです。現在でも神経ブロックや中心静脈カテーテル、硬膜外カテーテル挿入等の様々な手技、モニタリングを毎日のようにさせていただきとても充実しています。

2つ目は緩和ケアを初期研修医で選択し、担がん患者さんへのサポート、苦痛を和らげてあげられるという魅力的な仕事を経験させていただけたからです。私の祖母もがんに苦しみ、緩和ケアを受けていました。患者の家族、医療者の2つの面から見て、緩和ケアとは痛みだけでなく全人的なケアをしてもらうことで患者本人だけでなく、遺される家族にとっても必要とされる職業だと感じました。

現在は麻酔科医師2年目として手術部での麻酔管理を中心におこなっています。リスクの高い症例や心臓血管外科手術の麻酔を少しずつ経験させてもらい、より一層奥の深い麻酔管理をするようになっています。まだまだ未熟で対応に困ることもありますが、優しく頼りがいのある先輩方のご指導のもとで一日も早く一人前になれるように日々がんばりたいと思っています。今後は臨床研究にも取り組んで学会発表等も積極的に参加していきたいと思います。

後輩となる今年度の新入局者も3人増えました。これからも和歌山県立医科大学麻酔科を盛り立てて行けるようにみんなで協力していきたいです。

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2016.06.01 (水) 00:00