DIARIES[ 後期研修医日記 ]

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記事一覧

  • 2020.11.01

    新しく麻酔科に入局しました後期研修医1年目の関尭文です。

    和歌山県立医科大学卒業して親戚もいるこの地に残り初期研修に大学の附属病院を選びました。

    初期研修が始まる前は外科に興味がありましたが、研修初めの3ヶ月を麻酔科でお世話にななりました。研修医始まりで何も出来なかった私に麻酔の基本的な手技や考え方を丁寧に指導してもらいました。麻酔の基礎を学びつつも、面白さや奥深さや気付かさる日々で毎日が勉強になることばかりでした。

    手術中に患者さんのバイタルを管理しつつ、術後の疼痛管理をする仕事に自分も携わりたいと思うようになりました。ICUや緩和ケアを研修する中で、自分にあったサブスペシャリティーを選べるというのも麻酔科の魅力だなと思いました。

    今は三年目として、至らない点が多々ありますが麻酔科として働く中で自分の成長を感じた時に喜びと楽しみを感じています。

    麻酔科志望の方はもちろん、麻酔科に少しでも興味がある方は是非一度お越しください!

  • 2020.01.01

    入局1年目の塩﨑卓哉と申します。

    学生の頃から麻酔科に憧れていて、麻酔科での研修も何度もお世話になりましたが、未だに新しい発見が多く、また自分も本当に未熟だと痛感する日々です。

    和歌山医大病院の麻酔科は、厳しくも優しい指導医の先生が多く、様々な挑戦をさせていただけるため、充実した後期研修を行うことができています。

    普段何気なく行っている手技や投薬も、それぞれ注意点や別の選択肢があり、患者によって維持投薬を使い分けたりなど、奥深いものだと思います。

    私が麻酔科医になりたいと思ったのは、学生の頃にポリクリで麻酔科を回った時に、麻酔科の先生方が様々な臨床分野の知識を活用して麻酔の計画を立て、麻酔管理をしている姿がかっこいいと思ったからです。麻酔管理によって、患者のバイタルやモニタリング指標の変化がすぐに目に見えて表れるのも面白いと思いました。

    私は奈良県出身で、和歌山に来たのは初期研修医になってからです。和歌山県では、人々はみな親切で寛容なので過ごしやすく、海産物を代表とした美味しい食材が食べられるので食生活も豊かになり、日々健やかに過ごすことができます。和歌山に来て本当に良かったと思っています。

    この先、様々な困難があると思いますが、今の環境ならうまくやっていけると思います。

    精一杯がんばりますのでよろしくお願いします。

  • 2019.10.01

    後期修練医1年目の大森由佳と申します。

    本年4月に入局させていただき、3カ月の救急部出向を終えた後に麻酔科での後期修練を再開しております。実際の麻酔科勤務は5ヶ月目を迎えることができました。

    身の回りに麻酔を生業にしている家族がいますが、私自身が患者さんのいる手術室内へ行った経験もほとんどなく、正直に麻酔科医というのは何をしているのか検討もつかないまま育ちました。初めて麻酔に接した(と認識した)のは大学生の臨床実習が始まった時です。私の出身大学では麻酔科が 手術麻酔、術後 ICU 、ペインクリニックなどを担っており、一言で麻酔科と言ってもその仕事は多岐にわたり同じ科の医師が全く違うことをやっているのが不思議でした。また様々な科で収斂されている他科の先生方が手術麻酔の勉強にいらっしゃり、術野と外からだけでなく様々なコミュニケーションをとられていたのも印象的でした。

    実際に和医大の麻酔科を研修した時は、麻酔機の組み立てなどの準備段階から計器、薬剤の使い方まで分からないことだらけで不安しかありませんでしたが、症例ごとに指導医がおり、わからないことや術中管理での相談も気軽に出来、安心したのを覚えています。また興味のある手術など個人の希望も可能な限り対応下さり、充実した研修が出来ました。

    現在、呼吸器外科や手術侵襲が大きい症例なども少しずつですが経験し始めており、日々研鑽を重ねております。硬膜外麻酔などの手技も未熟で助けていただくことも多々ありますが、いつか自身の麻酔で安全安心で患者さんに手術を受けていただけるよう精進していきます。

  • 2019.09.01

    今年度新しく麻酔科に入局しました後期研修医1年目の吉田悠です。

    和歌山県紀の川市出身で、和歌山県立医科大学卒業と人生のほとんどを和歌山で過ごしています。

    麻酔科として働き始めて半年が過ぎ、毎日指導医の先生に新しいことを教えてもらいながら、初期研修医の先生からの質問にも答えられるように少しでも勉強したりと充実した日々を送っています。

    仕事が早く終わった日にはみんなでご飯に行って仕事や私生活の話をして気分転換したりと…優しい先輩方のお力もあり想像以上に楽しく過ごさせてもらっています。

    10月からは救急部で三ヶ月間、初期対応について学ばせていただいています。めまぐるしく変化するバイタルや意識レベルへの対応は麻酔科に通じるところも多いと感じながら、何とかついていけるよう必死に頑張っています。

    麻酔科を選んだ理由ですが、もともと手術場の雰囲気が好きでした。ドラマの影響もあるのか手術室の中で術者や看護師、臨床工学技師、そして麻酔科医師など多くの職種がお互いを信頼しながら1人の患者さんの状態を少しでも改善しようと協力する姿に憧れていました。

    その中でも心臓手術中に経食道エコーを巧みに操りながら手術進行に合わせて対応していく麻酔科の先生がかっこよく、「ここに立ちたい!」と思い初期研修医1年目の冬には麻酔科になると心を決めていました。

    自分が憧れていた姿に今後なれるのかどうかはこれからの頑張り次第だと思っています。大好きな和歌山でこの仕事を通して少しでも人の役に立てたらいいなと思います。

    これから和歌山県立医科大学を受験する人や研修をここでしてみようかなと考えてる人にはぜひ1度麻酔科の世界を覗いてみてほしいなと思っています。これからよろしくお願いします。

  • 2019.07.01

    医師7年目、麻酔科は5年目となり、専門医試験を受ける学年にまでなってしまいました。

    まだまだ日常診療でも至らない点や不勉強な点が数多くあり、専門医試験の勉強をしていても知らないことがまだまだたくさんで先が思いやられるなと感じています。

    昨年から大学院に通いだして、痛みの研究について先輩方のお手伝いをしながら、今年になって自分の研究テーマについても徐々に決まってきている状態です。基礎の研究は学生の時にもほとんどやったことがなかったので新鮮な気持ちで興味深くはありますが、やはり手技に慣れていないのと、動物相手に予想した結果が得られないという点で困惑しています。

    日々日常診療、専門医試験の勉強、研究と忙しく過ごしていますが、充実していますし、何より初期研修医の先生と一緒に麻酔をしてコミュニケーションをとっていき、症例を通して学んでいく姿を見て、こうやって麻酔科の後輩が増えたらいいな、今後も一緒に働いていきたいなと感じています。

    麻酔科を選択してくれる先生は多くはありませんが、入局しなくても麻酔科を研修してよかったなと感じてもらえるように良い雰囲気を保って診療を続けていきたいと思います。ぜひ麻酔科に研修にいらしてください。お待ちしております。